広島は15日のヤクルト戦(神宮)に9―4で快勝。途中出場した辰見鴻之介内野手(25)が、代走でのシーズン盗塁「26」のNPB新記録を叩き出した。
2点リードの9回、辰見は四球で出塁した先頭・佐藤の代走として登場。「(記録への)意識はありました。まあまあ勝負できるスタートだった」と一死後、3番・中村奨の初球に二盗を敢行、ヘッドスライディングで、節目の新記録となる盗塁を決めてみせた。
達成後、試合は一時的にストップし、記念ボードが贈呈され、敵地ながら1万9671人の観衆から大きな拍手が送られ「今日決められたよかった」と改めて新記録を打ち立てたことを改めて実感。試合後にはヒーローインタビューにも登場し「大事にしているのは、覚悟を持ってやること、最高の準備をすること、ホームにかえること」と〝走り屋〟としての3つの極意も披露した。
3日の中日戦で1979年に当時・近鉄の藤瀬史朗が打ち立てていた「25」の代走としての盗塁記録に並び、新記録を樹立した26歳は、西南学院大から2022年のドラフトで楽天に育成1位で入団。昨年の現役ドラフトで楽天から広島に移籍したプロ4年目だ。
楽天所属時代の昨季は、イースタンで31盗塁を記録した健脚のスペシャリスト。50メートルを5秒7で走るとされる、他のナインにはない自分だけの武器を広島加入初年度に本格的に開花させている。












