ヤクルトは15日の広島戦(神宮)に4―9で敗戦。中4日で先発した吉村貢司郎投手(28)は2回5安打6失点(自責3)と炎上し12敗目を喫した。

 池山隆寛監督(60)は、試合前に「間隔を空けてもだらしない投球ばかり。中4日でダメだったら、もう投げる場所がなくなってくる」と話し、〝ラストチャンス〟を与えたものの、右腕は結果で応えることができなかった。

 初回は先頭・佐藤へ四球、続く菊池に右前打を許す。中村を左飛に討ち取ったが一死一、三塁で板倉に適時打を浴びて先制点を献上。さらに佐々木の遊ゴロ間、モンテロの適時二塁打で3点を失った。

 2回も立て直せなかった。勝田の中前打をきっかけに一死一、三塁のピンチを招く。菊池の三ゴロ間に追加点を許すと、その後二死一塁から中村に2ランを被弾。2回6失点でお役御免となった。

 背番号21は「チャンスもらった中で、応えられず悔しい。初回から0で抑えられるように頑張っていなければいけないと思う。試合をつくれず申し訳ない」と肩を落とした。

 池山監督は「技術っていうところではなくなってきている。精神的に、メンタルも結構来ているのかなと。自分でも多分分かっていると思いますし、なかなか修正はできなかったですね」とした上で、今後については「うーん…あと何回登板できるか分かりませんけど…」と言葉を濁した。

 指揮官から〝勝ち頭〟と期待を寄せられ、今季開幕投手も任された右腕。しかし6月19日の広島戦(神宮)で4勝目を挙げて以来、試合前まで直近3試合で16失点など、約3か月白星から遠ざかっている。「柱のひとりなので、勝ち数と負け数が本来は逆の数字がベストなんですけど…。一度間隔を詰めて登板してもらったら少しは気持ちもピシッと、あまりあれこれ考えずにいけるかなと。中6でダメ、中8でもダメ。もう後がない」と起用の意図を説明していた。