巨人が28日の阪神戦(甲子園)に1―4で敗れ連勝が3でストップ。首位争いを繰り広げる阪神との直接対決初戦で痛恨の黒星発進となり、ゲーム差も2・5に広がった。
阪神の先発・村上を前に突破口を見いだせなかった。打線は5回二死から泉口が左前打を放つまで無安打と序盤から封じ込められると、作ったチャンスも5回と7回の2度のみと大苦戦。その7回に泉口の犠飛でなんとか1点をもぎ取ったが、以降は快音が響かず。投げては先発のハワードが3回3失点に終わると、打線も奪われたリードを詰め切れないまま完敗となった。
橋上秀樹監督代行(60)も「(村上は)そう簡単に打てる投手ではないと認識してるんですけれども。序盤に失点してしまったので、なかなか細かい作戦を使う展開にもならず、あまり効果的な攻撃を仕掛けられなかったですね」と嘆くほかなかった。
指揮官の言葉通り、自慢の「スピード野球」を披露するシチュエーションを生み出せなかった。リーグ1位・33盗塁の浦田を筆頭にリーグ断トツのチーム88盗塁を誇る巨人だったが、わずか4出塁とあっては持ち味を発揮することは容易ではなく…。
チーム関係者は「前カードのヤクルト戦では試合時間が物語るように、相手投手が走者を警戒してけん制が増え、その末にボール球が増えるサイクルとなったことでこちらのペースに持ち込めた。打者の力で劣る阪神相手には、こちらは塁をかき回して勝つしかない」と宿敵相手への勝利の道筋を描いていただけに、この日は終始苦しい試合運びとなったことは間違いない。
指揮官も「もう少しロースコアの戦いができれば、もう少しなんとか足を絡められるような攻め方もできたかもしれないですけど…。ちょっと今日はそういう展開にはなりませんでしたね」と自らの土俵に持ち込めなかったことを敗因として指摘。残り2試合はいかにして多くの走者を出し、阪神の強力投手陣をどれだけかき乱すことができるかが逆襲へのカギとなりそうだ。












