米メディア「ファンサイデッド」は27日(日本時間28日)、「見逃されたボークの後、PCAとカブスはリプレー検証の拡大をこれまでで最も説得力のある形で主張した」との記事を配信した。

 26日(同27日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で0―0の7回二死三塁で三走のPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)が本塁へ突入する構えを見せた。ロドリゲス投手はクイックで本塁へ投球したが、投球動作の途中でプレートから足を外したように見えた。

 三塁へ戻ったPCAは審判に「ボークだ!」と即座に抗議。だが審判団による協議の結果、「ボークなし」と判断されるとPCAは三塁コーチに抑えられるほど激高した。

 試合は0―2でカブスが敗れたが先制点が入っていれば、展開も変わったのは間違いない。試合後、チーフのアルフォンソ・マルケス球審はボークを見逃したことを認めた。

 ボークの判定にチャレンジ(リプレー検証)は認められていない。記事はPCAの「4人の審判がかなり明白なボークを見逃したんだ。彼らは私たちと同じように毎日グラウンドに立っている。彼らの唯一の仕事は正しい判定を下すことであり、もし間違った判定を下したら、話し合って原因を突き止め、正しい判定を下すべきだ。しかし、彼らはそうしなかった」との怒りのコメントを伝えると、「MLBはリプレー検証をABSシステムや塁上での判定にまで拡大したが、ボークは対象外となっている。ボークの判定は依然として審判団長または副審の判断に委ねられており、それが26日の試合における主な争点となった」と適用範囲拡大の必要性を指摘した。