ナ・リーグ西地区の首位を独走するドジャースが、ワールドシリーズの3連覇に向けて着々と態勢を整えている。

 23日(日本時間24日)のパイレーツ戦はスネルの6回無失点の力投でチームは4―0で6連勝。左腕は復帰後の3試合で2勝を挙げ、腰痛の影響で5月から戦列を離れていたグラスノーも25日(同26日)のブレーブス戦で復帰する予定となっている。大谷も早ければ9月上旬に実戦のマウンドに戻る見通しで、ドジャースの先発陣は充実の一途となっている。

 そうした中でこの日、ロバーツ監督が先発からリリーフへの配置替えを明言したのがエリック・ラウアー投手(31)。左腕はスネルとグラスノーが離脱した非常事態で5月にブルージェイズから加入し、ローテーションの柱の一人として7勝をマークしてきた。この措置に米メディア「ドジャース・ネーション」は「本人はあまり快く思っていないかもしれない」とちょっとした懸念を伝えた。

 というのも、ブルージェイズ時代にオープナーが登板した後、ロングリリーフの形で登板することについて「率直に言って大嫌いだ」と発言。これが首脳陣に対する〝造反〟とみなされて独り歩きし、騒動に発展した経緯があったからだ。もっとも、ラウアーは先発投手が持つ心理の一般論を述べたものだとし、ドジャース移籍後に「先発投手に聞けば、ほとんど同じ答えが返ってくるだろう。『好きではない』と。だからと言って僕がやる気がないという意味ではない」と〝釈明〟している。

 今後は本音を言えば望ましくない立場でチームを支えていくことになりそうだが、新天地でも似た境遇となり、当時の強烈な発言もフラッシュバックしている。