巨人は21日の広島戦(東京ドーム)に2―0で勝利し、カード初戦を白星で飾った。
先発ハワードは5回無失点の好投でゲームメーク。早めの継投策で6回以降は堀田、赤星、田中瑛、マルティネスが救援し、完封リレーで逃げ切った。打線はダルベックと大城の適時打で計2点を挙げ、好機を確実に生かす勝負強さと守り勝つ野球で接戦を制した。
橋上監督代行は、先発含を含めた投手陣の安定した投球を評価。「それぞれ自分の持ち味というか、投球をしっかりしてくれた。こういう試合をしのげたっていうのは、非常に自信になるなという風に思います」と大きくうなずいた。
投手が代わっても、大城の好リードがそれぞれの持ち味を引き出した。その土台にあるのが、スタメンマスクをかぶった大城だけでなく、背後に豊富な経験と知識を備えた捕手がそろっていることだ。
小林は2017年のWBCで正捕手を務め、19年のWBSCプレミア12では日本代表の初優勝を経験。大城、甲斐も23年のWBCで世界一を経験した侍戦士で、二軍調整中の岸田も25年の韓国との強化試合シリーズで、トップチームを経験した。捕手の侍戦士4人がそろった環境は、他球団を見渡しても珍しい。
実松バッテリーコーチも「シーズンの終盤に入ったら、経験がものを言う時期になってきているかなと思います。その点、4人とも侍に行くくらいの経験値を持ちますからね」と強調。終盤戦にかけてその強みはさらに真価を発揮すると見て「岸田も二軍で必死になりながらやっていますし、(今後も)捕手陣は皆で乗り切りたいなというところ」と4人の総力戦を見据えた。
優勝争い、その先のCSを見据えれば「短期決戦の戦い方」を知る捕手がグラウンド、ベンチにいることは大きな支え。試合中には、先発出場していない捕手がバッテリー間のミーティングに加わる場面もあり、捕手陣全体で投手を支える態勢は既に整っている。
〝最高峰〟の経験値を持つ捕手が言葉通りチームの「扇の要」となりそうだ。












