巨人のボビー・ダルベック内野手(31)が21日の広島戦(東京ドーム)に「4番・一塁」で先発出場。3回に先制適時打を放ち、16日の中日戦(バンテリン)以来4試合ぶりの打点を挙げた。

 うっぷんを晴らす一打となった。前カードのDeNA戦(横浜)では2試合連続となる4打数無安打を含む計12打数1安打、7三振とバットが湿っていたダルベック。それでも橋上監督代行からは「代えの効かない4番打者」と評されていた助っ人は、この日は両チーム無得点の3回二死一塁の場面で打席へ。

 カウント1―0から相手先発・森下の投じた142キロのカットボールをうまくとらえると、打球はレフト方向へ。「チャンスだったので、前の打席の反省を生かして打席に立った。先制できてよかったよ。さらに得点を重ねられるように頑張るよ」と久々の適時打で貴重な先制点を奪取すると、ダルベックは塁上で思わず笑顔をこぼしていた。

 4番の活躍もあり、チームは2―0で勝利して連勝。久々に会心の一打を放ったダルベックは「うれしかったし、ホッとしたのは確かです。直近の6、7試合は苦しみましたんで、その分本当にホッとしました」と安どの笑顔。「過去数日の反省を踏まえて今日の2打席目に立って、それで結果が出て良かったです」と完全復活へ確かな手応えをつかんだ。

 来日1年目ながら巨人の不動の4番としてここまでチームをけん引し続けてきたダルベック。数少ない東京での休日では街に出てリフレッシュも図っているというが、中でも「ディプリードスタンドっていうステーキ屋さんが原宿にあって、そこはよく妻と行ってます」と、愛妻と美食を楽しむことが大きな支えになっているという。

 不慣れな異国の地で奮闘を続ける頼れる主砲は、このまま不振を脱却し逆転Vへの原動力となっていけるか。