巨人が20日のDeNA戦(横浜)に6―3で勝利し連敗を2でストップ。「瀬戸際」で踏みとどまり、首位・阪神とのゲーム差を3に縮めた。

 巨人が引き分け以下で阪神に優勝へのマジックが点灯する可能性もあったこの日の試合。意地を見せたい巨人は初回に重盗と大城の適時打から2点を先制すると、その後も大城から快音が響き続け4打数4安打3打点の固め打ち。打線は10安打6得点と爆発すると、5回3失点と粘投した先発・マタにはうれしい来日初白星がついた。

 橋上監督代行は「しっかり投手もリードしてくれましたし、攻撃の方でもポイントゲッターとして効果的になってくれましたので、攻守にわたって大活躍でした」と勝利の立役者・大城を絶賛。「今日は立ち上がりから『連敗を脱するんだ』とチーム全体でみなぎっていたので、非常に良かったと思います」と連敗阻止に安どの表情を見せた。

 気になるのは大ブレーキとなっている主砲・ダルベックの存在だ。今カードの初戦、2戦目はともに4打数無安打と沈黙を続け、この日も4打席目まで無安打と振るわず。9回の5打席目で中前打を放ち3試合ぶりの安打を記録するのがやっとだった。

 指揮官は「前回の名古屋(中日戦、14~16日)くらいから下降線といった感じは見て取れたんですけれども、やはり代わりがなかなかきかない4番打者ですし、試合の中で少しずつ改善してもらえればなという思いで今日も起用しました」とここまでの経緯を説明。チーム関係者は「来日1年目から岡本の代わりとしてよくやってくれていると思う。それだけに、4番が打てなかったら『はい、おしまい』とならないように、彼が不調の時にほかの打者で補えるかが一番大事」と〝脱・ダルベック依存〟の必要性を説いていた。

 不幸中の幸いか、この日は好打者・大城らがフル回転の活躍で不調の助っ人をカバー。今後も負けられない戦いが続く中で、打撃陣が一丸となって乗り越えていくことはできるか。