昨季、60本塁打をマークして本塁打王、打点王の2冠に輝いたマリナーズ、カル・ローリー捕手(29)の打撃不振がいよいよ危険水域に達してきた。

 7―5で逃げ切った19日(日本時間20日)の敵地ブルワーズ戦は「7番・捕手」で出場して3打数無安打1三振1四球と音なし。打率は1割5分6厘にまで落ち、13本塁打、44打点、OPS.530と昨季の活躍がウソのような低迷を強いられている。

 米メディア「Codify」は「カル・ローリーは今シーズン、391打席で打率1割5分6厘を記録しています。これより多い打席数で、かつこれより低いシーズン打率を記録したMLB史上唯一の打者は1885年のニューヨーク・ジャイアンツに所属していたジョー・ゲルハートです」と伝えた。

 ゲルハートは同年、423打席で打率1割5分5厘。規定打席に達した打者の中で、これがMLBの打率ワースト記録だという。ローリーはそんな不名誉な記録に、ついに1厘差まで迫ってしまった。

 一方、「スポーティング・ニュース」も「ゲルハートの1885年シーズンは打撃不振の歴史的指標となっている。ジャイアンツの強打者だった彼は112試合に出場し、62安打、OPSはわずか.399という成績でシーズンを終えた。もしローリーがこのまま打撃不振を続ければ、誰も望まないMLB記録のワースト1位に名を連ねるのも時間の問題だろう」と報じた。