第108回全国高校野球選手権大会の第14日(20日)の準決勝第2試合は健大高崎(群馬)が1―0で天理(奈良)を下し、初の決勝進出を決めた。

「4番・DH」で投手の佐藤(3年)が初回に右前適時打を放って先制点を上げると、マウンドでは8回途中まで2安打、無失点の好投。4投手で1点を守り切った。投打で活躍の右腕は「ストライク先行で流れ良くいけた。ずっと日本一を目標にしてきた。手前まで来てチャンスがつかめたのでよかった。投手がたくさんいて繋いでいく野球ができた。絶対に無失点に抑えるつもりで投げていた」と投球を振り返り、先制打については「絶対に返すつもりだった。4番でチームの中心なので引っ張っていきたい。新しい歴史を作りたい」と意気込んだ。

 5試合で6投手を送ってわずか2失点。圧倒的な投手力と守備力を見せつけ、接戦をモノにしてきた。青柳監督は「こんな試合展開になるとは…。本当にみんなが力を合わせて0に抑えた。佐藤がしっかり投げたのが勝因。よく繋いでくれた。秋のチームがこうなるのか、とビックリしている」と目を細めた。決勝の相手は好投手の横浜・織田(3年)を強打で沈めた智弁和歌山。指揮官は「力の差はかなりありますが、ウチらしく粘っていきたい」と堅実野球を貫く構えだ。