阪神・嶌村聡本部長(58)が20日、一部週刊誌で暴行疑惑を報じられた2025年ドラフト1位・伊原陵人投手(26)について報道陣の取材に応対。「全ての野球ファンの皆様方、関係各所の皆様方に深く深くお詫び申し上げたいと思います。誠に申し訳ございません」と頭を下げた。

 伊原は20日のヤクルト戦(京セラ)を前に出場選手登録抹消。嶌村本部長は「ヒヤリング等々、事情聴取を行いました。その中で、今年の1月、オフの案件で非常にプライベートの案件ですが、本日発刊された週刊誌の静止画や文章を当球団といたしましても見過ごすことができないという結論に至り、本日、登録を抹消することにいたしました」と説明。期限については「当面の間」とし、具体的な期間は明かさなかった。

 また暴行疑惑の事実関係については「本人も酒席の場で少しお酒も入っていて全体的に全てが覚えてるわけじゃない、と。しかし概ね一致しているとの話もありましたので、措置をとった次第でございます」と報道の大部分を伊原自身が認めていると明かした。一方で警察への被害届の提出等は「そういう話は聞いておりません」と否定した。

 今季は8試合に登板し4勝2敗、防御率3・25。4月には「腰部の張り」で離脱したが、約3ヵ月のリハビリを経て7月9日の巨人戦(東京ドーム)で復帰していた。

 チームにとっては痛手だが、本部長は「私の立場としては、いる選手で戦う。それとこれとはまた違う話であって、措置を取るところは措置を取る必要性があるということだと思っております」と語った。