ドジャース・大谷翔平投手(32)は18日(日本時間19日)に敵地デンバーでのローッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3回に2試合連発特大弾を放ち、6年連続30本塁打に到達した。

 1―1の3回無死一塁で右腕フェルトナーの初球、外角高めの77・2マイル(約124・4キロ)のカーブを完璧に振り抜くと確信歩き。角度33度、打球速度105・6マイル(約170キロ)で舞い上がると中堅右のドジャースブルペンに飛び込んだ。2戦連発の30号勝ち越し2ランは飛距離448フィート(約136・6メートル)の特大弾だった。

 6年連続30本塁打は日本選手初、現役ではシュワバー(フィリーズ)に続いて2人目だ。これでドジャース移籍後139本塁打とし、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、チームに所属した最初の3シーズンで記録した本数では現在4位で、「野球の神様」ベーブ・ルースの148本塁打まで残り9本。40本の大台に乗せれば単独3位となる。

 ドジャースは残り35試合。打者に専念した24年、投手に復帰した25年は9月に2年連続で10本塁打放っている。不可能な数字ではない。

「神様」超えは同時に〝現役唯一〟の偉業達成となる。4年連続40本塁打に到達すれば、史上15人目、現役選手では大谷だけなのだ。また、5度目の40本以上も現役では大谷一人となる。

 現役最多の456本塁打を放っているスタントン(ヤンキース)は1度だけ。現役最強打者のジャッジ(ヤンキース)も4度だ。今季37本塁打のシュワバーが3発打てば4度目。424本塁打のトラウト(エンゼルス)は3度、本塁打王3度のアレナド(ダイヤモンドバンクス)、現役3人目の6年連続30本塁打まで残り2本のアロンソ(オリオールズ)も3度だ。

 これまで球史に刻まれる活躍を何度も見せている大谷。4年連続40本塁打はカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手対して劣勢が報じられているナ・リーグMVPレースの流れを変える可能性もある。新たな伝説をつくることができるのか。期待が膨らむ。