ドジャースの大谷翔平投手(32)とカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)とナ・リーグMVP争いが白熱している。

 大谷は17日(日本時間18日)の敵地ロッキーズ戦で2打席連続で放った。5回先頭で菅野の真ん中低めのカットボールを左中間に運ぶ28号ソロ、6回二死三塁では2番手の右腕メヒアのスイーパーを捉えて今季自己最長の452フィート(約138メートル)29号2ランを中堅右のドジャースブルペンに放り込んだ。5打数4安打3打点でチームを勝利に導いた。

 一方、PCAも同日、本拠地ホワイトソックス戦で初回に初球を捉え、29号先頭打者弾、延長10回に30号サヨナラ2ランを放ち、5打数4安打3打点と大暴れ。1試合で先頭打者弾とサヨナラ弾を放ったのは16年ぶり、史上6人目の快挙。同時に史上10人目の2年連続「30―30(30本塁打―31盗塁)」を達成した。

 一夜明けた18日(同19日)はCBSスポーツ(電子版)が「PCAが2年連続で30本塁打30盗塁を達成し、カブスの歴史に名を刻む。MVP候補としての実績をさらに高める」と配信するなど、PCA有利の報道が多かった。近年のMVP投票で重視される数字の一つであるbWAR(勝利貢献度)もPCA7・7に対して大谷6・7だ。

 X(旧ツイッター)でも「今日のニュース」として話題になっており、4時間ほどで1900件ほどが投稿されている。

 先日、「WRAは中堅手を過大評価している」とコメントして大炎上した米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「PCAの圧倒的なストーリー性と比類なきドラマ性を考えるとPCAがリードしている」と投稿。

 米メディア「ファウル・テリトリー」は「大谷翔平が投げていない状況ではPCAがMVP」と強調した。

 米王手オンラインカジノ「FanDue カスタマーサポート」は「大谷選手が今季の残りシーズンに登板しなかった場合、MVP投票に影響はるだろうか?」と投げ掛けた。

 レギュラーシーズンは残り6週間。歴史に残る接戦になりそうだ。