DeNAは18日の巨人戦(横浜)に4―3でサヨナラ勝ちを収め、連敗を「3」でストップ。CS進出を争うヤクルトが阪神に敗れたため、3位タイに並んだ。
同点の9回二死満塁でドラフト3位ルーキー・宮下が中前へ運んでクロスゲームは決着。お立ち台には殊勲の22歳が上がったが、試合後の相川亮二監督(50)はいぶし銀を称賛することも忘れなかった。
「今回も初めてバッテリーを組むことになったけどよく試合をつくってくれた。トバも難しい入りの中、しっかり役割を果たしてくれた」。「トバ」とは戸柱恭孝捕手(36)の愛称で、指揮官自身も捕手出身だからこそ、苦しい局面でチームを支えてくれたベテランの仕事ぶりを見落とさなかった。
正捕手・松尾は12日に感染症特例で登録抹消。その間の6試合でエース・東、この日の先発・尾形ら普段はバッテリーを組まない投手たちを〝代役〟として巧みにリードし、3勝3敗の5割で乗り切ることができた。
一方で打率が1割9分7厘と低迷していることや前カードのヤクルト戦(神宮)で喫した3タテ、守備面で精彩を欠いたプレーがあったことも含め、ベイ党が戸柱に向ける視線には厳しいものがあった。それでも相川監督は「試合に出れなくてもしっかり準備をしてくれる。本当にありがたい存在」とプロ11年目を迎えた男を高く評価している。
この3連戦では夏のハマスタ恒例のイベント「横濱漢祭」が開催中。サヨナラ打をマークし、表舞台のヒーローとなった宮下は「憧れる漢(おとこ)らしい人とは?」と問われ「ゴウ(筒香)さんだったりトバさんだったりザキ(宮崎)さんたちですね。自分の芯を持って貫けるからこそ長くプロで続けられる」とベテラン三銃士への敬意を示した。不愛想であろうと不器用であろうと、他人の尻を拭える男は周囲の男たちから信を置かれている。












