MLBでは30日(日本時間1日)に11試合が行われ、全30球団が3、4月の全日程を終了した。
ア・リーグでは今季から米球界に移籍したルーキーの村上宗隆内野手(26=ホワイトソックス)がトップとなる12本塁打を記録。移籍市場の目玉選手の一人でもあった大砲を巡り、昨オフから開幕前まで米メディアでは速球への対応力などが疑問視されてきた。しかし、ふたを開けてみれば球団タイ記録となる5試合連続アーチなどの離れ業をやってのけ、一大旋風を巻き起こしている。
しかも現在は12発で並ぶアーロン・ジャッジ外野手(34=ヤンキース)も上回って一時は単独トップにも立った。リーグMVPの常連でもあるジャッジ超えの衝撃はすさまじく、大谷翔平投手(31=ドジャース)が持つ日本選手の最多本塁打記録を超える「56本塁打」への期待も高まっている。
ただ、その2人をもしのぐ快進撃を見せている怪物が、キューバ出身のヨルダン・アルバレス外野手(28=アストロズ)だ。出場した32試合で本塁打は村上とジャッジと同じ12本で打率3割5分6厘、27打点、OPS1.199、出塁率4割6分2厘…と打撃部門の軒並み単独トップに君臨している。
しかも村上は打率2割3分6厘、ジャッジは2割5分2厘で「1割以上」もの差をつける驚異の安定ぶり。さらに、村上が136打席で46三振、ジャッジも135打席で37三振を喫しているのに対し、アルバレスは2人よりも多い143打席でわずか14三振だ。
米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」も、こうしたアルバレスの〝すごみ〟に着目し「現在、リーグ内でアルバレスほどボールを見極めている選手はいない。2026年シーズンが今日で終了するとしたら、彼がアメリカンリーグの最優秀選手(MVP)に選ばれることは間違いなく、議論の余地すらないだろう。それほど彼は素晴らしい活躍を見せている」と大絶賛している。
今井も在籍するアストロズは12勝20敗で西地区の最下位タイに低迷するが、アルバレスの個人成績は突出。下馬評を覆す村上の快進撃もすごいが、上には上がいる。













