メッツの千賀滉大投手(33)の復調が遠い。16日(日本時間17日)の敵地レッズ戦に4月26日(同27日)以来の先発登板を果たしたが、4回を91球投げて2安打4失点、5三振、4四球の内容で5敗目を喫した。

 立ち上がりから連続四球とスチュワートに3ラン、スティアにソロを浴びる最悪の展開。その後は落ち着きを取り戻したが、制球は定まらなかった。千賀は「スライダーの感覚はよかった。立ち上がりが悔しかった。登板が急きょ決まってから気持ちを作り直したけど、やはり自分のパフォーマンスをすることだけが僕のとりえと思っていた。それ以外のことをいろいろ考えてしまったのが初回に出た」とNYメディア「SNY」などに反省の弁を並べた。

 腰椎炎症のために4月28日に負傷者リスト入り。リハビリ登板も途中で回避するなど順調とは言えなかったが、同僚スコットのIL入りで急きょメジャーに昇格する〝想定外〟の前倒し復帰となった。

 納得の投球はできなかったものの「しっかり登板間でいい状態を作れれば、いけることはいける」と前を向き、メンドーサ監督も次回登板について「ほぼ間違いないと思います。投手コーチと話す必要がありますが、彼が先発する」と引き続き左腕の復活に期待を寄せた。

 一方でメディアの論調は厳しく「ニューヨークポスト」は「苦境に立たされた千賀は最初のイニングはひどい内容だった。その後の3イニングは改善したものの、時すでに遅しだった。あまりにも頻繁に見てきたようなパフォーマンスだった」と伝えている。