ドジャースの大谷翔平投手(31)は16日(日本時間17日)に本拠地ロサンゼルスでのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場し、6回に3試合ぶりの一発となる15号を放ち、4打数1安打1打点だった。打率2割9分7厘。チームは1―0で勝ち、2連勝。

 ドジャー・スタジアムが大歓声に包まれたのは0―0の6回先頭だった。右腕ラスムセンの初球、内角の92マイル(約148・1キロ)のカットボールを捉えると振り切った。角度27度、打球速度106・9マイル(約172・4キロ)で中堅に伸びるとバックスクリーンに着弾した。15号先制ソロは飛距離427フィート(約130・2メートル)だった。

 ラスムセンは試合前まで5打数無安打、1四球と苦手にしていたが、初安打が本塁打だった。

 中継局のインタビューで3打席目はどう調整したのか問われ、「そこまでの2打席を踏まえて、ボールの軌道だったりを修正しながら、甘い球がたまたま来たのでいい結果になって良かったなと思います」と振り返った。

 チーム全体のパフォーマンスについて聞かれると「一人一人が仕事できればその中で今日みたいにたまたま自分一人が打つこともあれば、みんなでつないでつないで得点することもあるので、基本的にチーム全員で、打線の中の一人として機能できればうれしいと思います」と語った。

 これでメジャー通算300号に残り5本に迫った。大谷は出場1104試合だが、投手のみで出場した19試合も含まれており、打者としての出場は1085試合。歴代最速はヤンキースのアーロン・ジャッジの955試合だ。2位はラルフ・カイナーの1087試合、3位はライアン・ハワードの1093試合で、4位はファン・ゴンザレスの1096試合、5位はアレックス・ロドリゲスの1117試合、6位はヤンキースのジアンカルロ・スタントンの1119試合となっている。ベーブ・ルースは1173試合。25本塁打で今季のMLBトップのフィリーズのカイル・シュワバーは1176試合だ。6月にアーチを量産する「ミスター・ジューン」の大谷なら3位か4位のスピード達成が期待できそうだ。

 初回先頭はカウント2―2からの6球目、内角低めの90・4マイル(約145・5キロ)のカットボールに空振り三振。3回先頭はカウント2―2からの5球目、内角の97マイル(約156・1キロ)のフォーシームに痛烈な二ゴロだった。

 8回一死無走者は2番手の左腕ブーサーのカウント1―2からの4球目、内角高めの78・7マイルのスイーパーに中途半端なスイングで空振り三振だった。

 翌17日(同18日)のレイズ戦は投手専念の一刀流での登板が決定。自身のバットで援護できないのは痛いが、無双投球に期待だ。