腰椎の炎症で故障者リスト入りし、マイナー調整を続けるメッツの千賀滉大投手(33)のリハビリが〝中断〟した。千賀は予定されていた9日(日本時間10日)の2Aでのリハビリ登板を「右腕の神経の違和感」のために回避。復帰のプランが崩れ、崖っぷちの状況に追い込まれている。
千賀はNYメディア「SNY」を通じて「メカニクスとかに時間を使っている中で少し反応が出た。トレーニングや質量が増えてしまって、その中で疲れがたまっていた。バランスがうまくいかなくて神経症状が出た。痛めたとか、炎症ということではない」と説明した。
大事に至ってないと強調しながらも「順調に行くようにトライしている最中。明日、明後日としっかり準備が整えば、順調にいけば、試合に戻れると思うし、体もいい投球をするのも両方大事。そこについて考えている。自分自身も首脳陣も納得する結果というものがないと僕も向こうも手を挙げられない」と慎重に動くことを念頭に置いた。
4月26日のロッキーズ戦で腰椎を負傷し、2日後に負傷者リスト入り。これまでマイナーで3度のリハビリ登板をこなすも内容は芳しくなく、そんなプロセスの中で今回の登板回避。先行き不安な状況に米メディア「ON SI」は「千賀がメッツでの最後の登板を終えた可能性がますます高まってきた。このケガは一般的に重症とみなされ、回復には3か月~6か月かかる。千賀に対する残念なニュースが報じられるたびに、彼がクイーンズから追放される可能性が一歩ずつ高まっているように思える」と厳しく論評している。
また、千賀は5年契約を結んでおり、同メディアは「トレード拒否権を盛り込んでいる。戦力外にしても保証金があるため、メッツは今後2年間で最大2300万ドル(約36億9000万円)の損失を被ることになる。(編成の)スターンズは頼りにならない選手に多額の資金を費やす価値があるのか、を判断すべき時だ」と指摘した。












