ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(36)が9日(日本時間10日)、敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦で2安打を放ち、現役選手で最多となる通算2500安打に達成した。
「3番・一塁」で先発出場したフリーマンは6回の第3打席で右中間に放った二塁打でリーチをかけ、打者15人の猛攻を浴びせた7回に巡ってきた2度目の打席で中前適時打を記録。情け容赦なくこの回の10点目を叩き出し、12―3の大勝に貢献した。試合後、フリーマンは「MLB公式サイト」などに「みんなが『あと500本』と言っていたよ」とうれしそうに告白。3000安打の偉業に向けて「明日からそのために頑張るよ」と気合を入れ直した。
一方でキャリアと年齢を重ね、さまざまな思いが去来している。4月には4人目の子供となる娘が誕生。この日のように遠征で家を空けることが多く、子供たちの成長を見届けられないもどかしさも募らせている。
5月末には米スポーツ専門サイト「アスレチック」に「あとどれくらいプレーしたいか考えが少し変わった」と打ち明け「FaceTimeの画面越しに娘の成長を見るのは好きじゃない。試合が終わった夜、ホテルの部屋に一人で座っていると『ああ、俺はいったい何をしているんだ?』と思ってしまうんだ」と選手と父親の狭間で揺れる思いを赤裸々に明かしていた。
当初は「40歳」と描いていた現役生活も幕引きを前倒すことも視野に入れており、この日は「(3000安打を)できれば達成したいけど、契約は(2027年までの)あと1年しか残っていない。どうなるか分からない。それに今は4人の子供もいる」と苦悩をにじませた。ベテランとなっても安定感抜群のプレーが光るフリーマンの心は揺れ続けている。












