ドジャースの目玉の補強選手として移籍1年目のシーズンを送るカイル・タッカー外野手(29)が、とてつもない試練に直面している。
開幕から打撃が低調で17日(日本時間18日)終了時点で打率2割3分。4年総額2億4000万ドル(約372億円=当時)の高額契約に見合わない打撃成績に加え、右翼守備でも精彩を欠いてますます風当たりが強まっている。
チームが大勝したこの日も5打数無安打で通算で〝24タコ〟となったばかりか、平凡なフライを落球。前日16日(同17日)のブルワーズ戦でも拙守があり、味方であるはずのドジャー・スタジアムのファンからブーイングを浴びせられる事態となった。
SNS上には「ドジャース史上最悪の契約」といった強烈すぎる文言が続々と寄せられ、米メディアも容赦なく断罪。「サポートしなければならない」とアシストを約束したロバーツ監督を除いて、もはや孤立無援状態となっている。
ある意味でMLB屈指の人気球団であるドジャースの怖さでもあるが、米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」はタッカーを取り巻く環境を「新たなどん底」と評した。何より15日(同16日)は不振の再調整を兼ねた休養を与えられながら、好転の兆しは見えてこないのは危機的だ。
こうした近況に、同メディアは「さらに恥ずかしいのは、守備と打撃のどちらがひどいのか見分けがつかないことだ」と断じ「タッカーが不振でもドジャースは月曜日の試合を11―5で難なく制し、余裕の勝利を収めた。しかし、タッカーが週末に屈辱的な理由でベンチに下げられていたことまで考慮すると、彼は現在メジャーリーグで最も惨めな選手かもしれない」と哀れむように伝えた。
ドジャースが目指すのは10月のポストシーズンを勝ち抜き、3年連続でワールドシリーズに優勝すること。残り1か月半となったシーズンでタッカーは輝きを取り戻せるのか――。













