勝利まであと2アウトのところで、痛恨の〝ダブルパンチ〟を食らった。セ3位・ヤクルトは18日の阪神戦(京セラ)に2―3で逆転サヨナラ負け。連勝は「4」で止まり、DeNAに再び並ばれた。

 先発・吉村は初回に1点を失いながら、7回5安打1失点と好投。打線も2回に武岡の適時打で追いつき、6回には古賀の三塁打から西村の犠飛で勝ち越した。しかし、追加点を奪えないまま迎えた9回に暗転した。3番手・清水が一死から佐藤に同点ソロ、続く大山にもサヨナラソロを被弾。池山隆寛監督(60)は「9回表に1点を取れなかったところが…。清水投手は責められない。切り替えて明日頑張るしかないですね」と気丈に前を向いた。

 この1敗は、ただの1敗ではない。交流戦以降に失速し、7月は6勝17敗と大きく負け越した池山スワローズは、今月8日に今季初めてBクラスへ転落。それでも12日の広島戦(神宮)から4連勝し、16日に単独3位を奪還したばかりだった。再浮上の機運が高まり始めた矢先に、勢いを止められた格好だ。

 しかも、この日は〝鬼門〟攻略がかかった一戦でもあった。京セラドームでは今季試合前まで0勝3敗、昨季も1勝4敗。池山監督も試合前に「あまりいいイメージがないので、いい試合をしたい」と語り、苦手意識の払拭を期していた。

 ところが、目前だった白星は9回に消えた。今季の京セラでの戦いはこの3連戦が最後だけに、ここで流れを変えたいところだったが、今季初勝利はまたもお預け。上位追撃の勢いを取り戻すためにも、残る2戦で〝鬼門〟をこじ開けられるかが重要になりそうだ。