巨人が13日の阪神戦(東京ドーム)に2―3で敗れ痛恨の3連敗。首位・阪神とのゲーム差は3に広がり、2年連続での対阪神戦の負け越しが確定した。

 虎の執念に押し負けた。先発の西舘は制球に苦しむ場面もありながら3回まで無失点とまずまずの立ち上がり。打線も相手先発・下村を相手に3回、この日昇格即スタメン起用となった中山が2ランを放ち先制に成功した。

 それでも一筋縄ではいかないのが伝統の一戦。西舘は2―0の4回、4番・佐藤輝に特大のソロを被弾。6回には坂本の2ランを逆転を許した。なんとか主導権を奪い返したい巨人打線だったが、その後も決定打が出ることなく惜敗となった。

 橋上秀樹監督代行(60)は「いい形で先制できましたけれども。西舘投手も闘志が非常に前面に出て向かっていく姿勢はこちらから見ても感じました。(2被弾は)今後の阪神打線と対峙するときの大きなテーマやヒントになるのかなと感じました」と粘投した西舘を評価。それだけに「中山選手の本塁打以外で追加点が奪えなかった。いくら投手が頑張っても、やはり阪神打線を考えるとどんどんプレッシャーがのしかかっていくなという感じは受けましたので、もう少し何とか援護できればなというのは反省として残っています」と振り返った。

 期待の選手たちの間で明暗がはっきりと分かれた。この日は中山のほかキャベッジ、甲斐を一軍に昇格させるテコ入れを敢行。中山が満点回答の一発を放った一方で、キャベッジは4打数無安打に終わった。前回の二軍降格時には「いい加減、日本の投手の配球などを勉強しないと数字を上げるのはなかなか難しいのでは」と苦言を呈していた指揮官だっただけに、〝ノー感じ〟に終わったこの日の結果に対して「改善が見られるということで昇格をさせたんですけど、残念ながら今日の打席を見る限りではそれほど変わってないなというふうに思いますので、そこに関してはこちらの判断ミスだったかなと正直思います」と再び厳しい言葉を並べた。