巨人の西舘勇陽投手(24)が13日の阪神戦(東京ドーム)に先発し、6回途中2被弾含む4安打3失点。自己最多タイの8奪三振をマークする力投を見せたが、最後に逆転を許し、今季3敗目を喫した。

 初回は二死から森下の肩付近へ死球を与え、阪神・藤川監督もベンチを飛び出して抗議する事態となったが、後続の佐藤輝を高めの直球で空振り三振に抑えて無失点で立ち上がった。

 だが、味方が2点を先制した直後の4回、佐藤輝に27号ソロを許した。1点リードで逃げ切りたかったが、6回一死一塁で坂本に5球目、フォークを仕留められて逆転2ランを被弾。以降、打線はチャンスを作りながらも主導権は取り返せず、チームは今カード3連敗を喫した。

 西舘は「今日勝てばなんとか1ゲーム差にとどまるとこだったんで、そういう気持ちは入れて投げました。勝ってる状況ではあったので、その中で後ろに託したかったなっていうのがやっぱ一番ですね」と反省。佐藤輝に一発を許した直球について聞かれると「あっちがほんと上手だったというか。自分としても初球スライダーで空振り取れて、あとのボールもコース的にもいいところにいったかなっていう感覚はあったので、シンプルに相手が上だったなっていう感じです」と潔かった。

 また、球場を一時騒然とさせた森下への死球の場面は「当ててしまったのはすごい申し訳ないなっていうのはありますけど、自分の中で切り替えてというか、次のバッター、目の前のバッターでアウト重ねてっていう(気持ちは)のはあったんで」と振り返った。