巨人の中山礼都外野手(24)が13日、7月6日以来となる一軍登録を果たし、同日の阪神戦(東京ドーム)に「8番・右翼」で先発出場。今季1号2ランを放ち、いきなり存在感を示した。

 0―0の3回無死一塁で相手先発・下村の148キロの直球を強振した。鋭い打球は中堅・近本の頭上を超え、左中間スタンドへ一直線。今季100打席目で飛び出した待望の一発で、チームに貴重な先制点をもたらした。

 昨季は自己最多の103試合に出場し、打率2割6分5厘、プロ初本塁打を含む7本塁打、32打点とキャリアハイの成績を残した。6年目の今季は開幕スタメンに名を連ねるなど期待を背負ったが、ここまで打率1割台と低迷。3度の二軍降格を経験する苦しいシーズンを送っていた。

 中山は「ああいう方向に長打が打てれば幅も広がるし続けていきたいなと思います」と打球方向についても手応えを示し、「個人的にも結果を残さないと一軍にはいられない。とにかく結果を残すのが一番ですし、それがチームの勝ちにつながると思う」と今後の戦いに向けても気を引き締めた。

 若武者にとって勝負の夏は始まったばかりだ。