巨人が28日の阪神戦(甲子園)に1―4で敗れ連勝が3でストップ。首位・阪神とのゲーム差は2・5に広がった。

 天王山となった首位直接対決初戦は、相手エース格の好投手相手に大苦戦を強いられた。阪神の先発は今季9勝、内3勝を巨人戦で挙げている村上。打線は5回二死から泉口が左前打を放つまで無安打と完ぺきに封じ込められると、7回まで生み出したチャンスは2度のみ。その7回に泉口の犠飛でなんとか1点を返したものの、この日に奪った得点はこの1点のみとなった。

 投げては先発のハワードが初回に近本に先頭打者弾を被弾すると、3回には森下、大山と主軸に連続適時打を浴びて3回3失点で降板。2番手・西舘も5回に1点を失うと、広がったリードを詰め切れないまま敗戦を喫した。

 橋上秀樹監督代行(60)は「(村上は)そう簡単に打てる投手ではないと認識してるんですけれども。序盤に失点してしまったので、なかなか細かい作戦を使う展開にもならず、あまり効果的な攻撃を仕掛けられなかったですね」と相手先発に脱帽。3回で降板とらしくない投球に終わったハワードについては「この3連戦の意味合いということも考えると、ハワード投手の状態自体もあまりいい感じはしなかったですから。普段のシーズンとは違うっていう認識のもとでの継投でした」と状態を振り返りながら早期交代の理由を明かした。

 前カードのヤクルト戦に3連勝し首位に詰め寄って乗り込んだ甲子園だったが、これでゲーム差も再び拡大。それでも指揮官は「3連戦の頭を取れませんでしたけども、あと2つありますんでね。なんとか明日しっかりとってまず5分にして、連勝できるように精一杯頑張りたいと思います」と切り替えた。