ドジャースにタイガースからトレードで電撃加入したタリク・スクバル投手(29)が新天地で上々の滑り出しを見せている。
3日(日本時間4日)のトレード期限を前に3対1の交渉がまとまり、スクバルはMLB球団では初めてタイガース以外のユニホームに袖を通した。試合中にトレードを伝えられ、涙ながらに仲間たちに別れを告げるとドタバタの中でロサンゼルスに向かい、2日(同3日)のドジャースの試合中に新チームに合流した。移籍後初登板となった4日(同5日)のシカゴでのカブス戦は、打線の援護に恵まれず6回2失点で黒星を喫したが、堂々のデビューを果たした。
初めての移籍、しかもシーズン途中でチームが変わる難しい環境を裏でサポートしていたのは、実は昨季限りで引退した通算223勝のクレイトン・カーショー氏(38)だったという。米ラジオ局「AM570 LA」が5日(同6日)に投稿したXの中で、スクバルは「ここにトレードされた時、(カーショーから)メッセージが届いてこのチームの事情を教えてくれた。本当にありがたかった」と明かしている。
現役時代のカーショー氏はドジャース、スクバルもタイガースひと筋で、昨年のオールスターゲームではともに選出されていたが、リーグは別だった。接点もそう多くなかっただけに、米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「2人は3月のWBCでチームUSAのチームメートとなったが、スクバルが在籍したのは短期間だった。カーショー氏は昨季終了後にMLBから引退したものの、WBCではチームUSAの一員としてプレーした。とはいえ、カーショー氏はキャリアのすべてをドジャースで過ごしてきたため、スクバルに連絡を取り、ロサンゼルスへようこそと歓迎の意を示したことは心温まる行動だ」と伝えた。
カーショー氏はサイ・ヤング賞に3度(2011、13、14年)輝き、スクバルも昨季まで2年連続で受賞した。レジェンドに渡されたタスキは確かに引き継がれたようだ。












