2002年ソルトレークシティ五輪アイスダンス銀メダリストのイリヤ・アベルブフ氏が、ロシア選手が国際大会から出場禁止になっている現状について語った。

 プロデューサー兼振付師としても活躍するアベルブフ氏は、ロシアメディア「スポーツエクスプレス」のインタビューで国際オリンピック委員会(IOC)の対応を批判した。

 まず「われわれに対する出場停止処分にもかかわらず、イラン、イスラエル、米国が出場停止処分を受けていないのは腹立たしくないか」と問われると、アベルブフ氏は「この決定が不公平であり、スポーツとは全く関係ないことは最初から明らかだった。(以前の)『スポーツは希望の光であり続けなければならないため、誰も出場停止にしない』というIOCの皮肉な発言は、ウソと皮肉、そして二枚舌の典型だ」と痛烈に批判。ウクライナ侵攻により、ロシアの国際大会への出場禁止がすぐさま決定したが、米国とイスラエルによる攻撃に端を発し、イランも反撃するなど現在の状況に対してIOCが全く動いていないことは不可解だと追及した。

 そうした状況を受けて「何か変わることはあるだろうか」との質問には「もちろん、すべては変わるだろう。正義と理性が勝利するからだ」とアベルブフ氏は間もなくロシア勢の国際大会出場が解禁されると主張した。

 イラン情勢を受けてロシアを巡る状況も変わるのか注目だ。