F1レッドブルの角田裕毅(25)が今季限りで正ドライバー契約を失い、リザーブドライバーに降格した電撃人事についてドイツのモータースポーツ専門誌「アウト・モートア・ウント・シュポルト」が報じた。
レッドブルは2日、角田のリザーブ降格を発表。来季はF1ドライバーとして残留することはかなわなかった。
同誌は、レッドブルと角田の契約に関する交渉過程について「ホンダは角田をもう助けられない」と題して特集した。
「最後まで、ホンダは彼の切り札だった」とした上でこう続ける。「この自動車メーカーは2026年にアストンマーティンにパワーユニットを供給し、レッドブルとトロロッソはフォードと提携するにもかかわらず、角田は不安を抱き続けていた。少なくとも2年以上前のレースカー(TPC)を使ったテストでは、レッドブルはエンジンを持っていなかった。なぜなら、最新モデルはホンダ製エンジンを搭載していたからだ。角田が4席(レッドブル、レーシングブルズ)のうちの1つコックピットを維持できるなら、ホンダがレッドブルにエンジンを割引価格で販売するという取引が検討されていた」と指摘する。
「しかし、レッドブルはこの案を却下した。5シーズンのF1参戦と110回のグランプリ出場を経て、角田はリザーブドライバーとなる。それでも、TPCのマシンには割引価格でホンダのエンジンが供給されたかもしれない。スポーツの観点からは、この交換はとにかく妥当である。神奈川出身のこのドライバーの成長の可能性は限られている。一方、リアム・ローソンについては、トップカテゴリーで1年半を過ごした後、より急激な成長曲線を期待している」とレッドブル側はホンダからの要請に乗らず、角田の正ドライバー解雇を決断したというわけだ。
英モータースポーツ専門メディア「F1オーバーステア」も「レッドブルは、角田裕毅をF1グリッドに留めるというホンダからのオファーを拒否した」などとこの動きを伝えている。
無念の角田は将来的にF1へ復帰できるのか。












