土台づくりは着々と進んでいる。陸上の日体大長距離競技会(25日、神奈川・横浜健志台キャンパス)、NCG女子5000メートルで不破聖衣来(23=三井住友海上)は16分3秒70で5位。「後半に向けて動く感じはあった」と一定の手応えを口にした。

 今季中のマラソンデビューを目指す上で、4~5月はトラックレースを積極的に消化していく。この日はアジア大会(9月、愛知・名古屋)1万メートル代表選考会を兼ねた木南記念(5月10日、大阪・ヤンマースタジアム長居)を意識した練習の一環で「いい刺激は入った。いいイメージになった」と振り返った。

 大学時代はケガに悩まされるも、現在は順調に練習を積んでいる。「仕上がりの部分ではまだ全然だと思っているけど、ケガなく練習ができているのはプラスに考えている。この調子で練習を積めれば、マラソンも見えてくる」。実業団の恵まれた環境でのトレーニングが、ケガ防止に一役買っているという。

 2028年ロサンゼルス五輪はマラソンでの代表入りを目標に掲げる。同五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の切符獲得に意欲的で「もちろん狙っていきたいと思っている。今年はマラソンに向けての挑戦の年にしたいと思っている」と力を込めた。

 トラックレースはあくまで通過点。マラソンでの飛躍へ、今は力を蓄える時期だ。