F1モナコ・グランプリ(GP、決勝7日)予選が6日に行われ、フェラーリのルイス・ハミルトンが今季最高タイとなる準優勝を果たした。

 クラッシュやペナルティーが続出する大乱戦で、ハミルトンはベテランらしい冷静な走りを終始見せて2位。見事に表彰台へ上った。

 レジェンドの激走を後押ししたのが、恋人の世界的スター、キム・カーダシアンだ。6日の予選では交際後初めてF1サーキットの舞台に登場し、黒のスケスケシャツという大胆ファッションで周囲を驚かせると、この日の決勝は一転して白系のドレスで現れた。

モナコのピットを闊歩するキム・カーダシアン(中央右=ロイター)
モナコのピットを闊歩するキム・カーダシアン(中央右=ロイター)

 屈強なボディーガードに日傘を持たせて、さっそうとピットウオークする姿は、さすがのオーラを放っていたが、〝F1デビュー〟を果たしたカーダシアンが非難の的となっている。

 英メディア「ギブミースポーツ」は「F1ファンは、モナコグランプリでのキム・カーダシアンのマーティン・ブランドルへの対応に激怒している」、米メディア「ページシックス」も「『失礼だ』と非難されるキム・カーダシアン。モナコグランプリで著名なジャーナリストを無視で『品がない』」と報じた。

 放映権を持つ英スポーツ専門放送局「スカイ」の名物リポーターで、F1界の〝顔〟として知られるマーティン・ブランドル氏は、さまざまな関係者にインタビューするのが恒例。そこでキムにマイクを向け「皆さんは私たちとちょっとした会話を交わすのですが、F1は楽しんでいますか?」と尋ねたが、キムはただ手を振るだけで質問を〝無視〟。この対応が波紋を呼んでいるのだ。

モナコのコースを見下ろすキム・カーダシアン(ロイター)
モナコのコースを見下ろすキム・カーダシアン(ロイター)

 同メディアは「ファンたちは、この気まずい遭遇について、ソーシャルメディア上でキムを批判した」と指摘。寄せられた声を取り上げた。

「キム・カーダシアンはなんて失礼なんだろう。ブルンドルは質問をしに来たのに、彼女はブルンドルが話をする価値があるかどうか、その人を見て判断した。ひどい」「F1のグリッドウオークでは、一部の『セレブ』は自制心を持つべきだ。おしゃべりしたくないなら追い出すべきだ。キム・カーダシアンはよく覚えておけ。マーティン・ブランドルは相変わらず面白いな(笑い)」「キム・カーダシアンはマーティン・ブランドルと話すにはあまりにも品がない。全く品がない」などと批判が噴出している。

 さらに「彼女は何の功績もなく有名で、傘すら持てないし、才能あるスポーツ選手や国際的な俳優がマーティンを抱きしめているのに、彼女は彼を無視する。彼女に私たちのグリッドにいる資格はない」とF1の世界にふさわしくないとの烙印を押した。

 F1は世界中のセレブが集う〝社交界〟で、選手だけでなく、パートナーや関係者にも品格が求められる。キムのサーキットデビューはハミルトンの快走を呼び込んだ一方で、ほろ苦いものとなったかもしれない。