プロ転向から4年を迎えたフィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(31)は、海外の音楽家にも影響を与えていた。
カナダ公共放送局「CBC」は「30歳以下の注目のカナダ人クラシック音楽家30人」を特集。バンクーバー交響楽団が設立した音楽学校「VSOスクール・オブ・ミュージック」主催のコンクール「フューチャー・オブ・エクセレンス・コンチェルト・コンペティション」のシニア部門で優勝を果たしたピアニストのフォレスト・ベンソン(18)は、羽生をリスペクトしている。
ベンソンは「私にとって最大のインスピレーションの源は、ピアニストでもなければ、ミュージシャンですらなく、羽生結弦というフィギュアスケート選手です」と告白。初めて羽生の演技を見たのは2018年で「YouTubeで初めて彼の演技を見た時に、私はすっかり魅了されてしまいました。彼は表現の大切さを教えてくれ、その教えは私のピアノ演奏にも生かされています」と振り返った。
今後のベンソンは世界最高峰の音楽学校として知られる「グレン・グールド・スクール」での学びをスタートさせる予定だが、ピアノ以外にも造詣が深いという。剣道や剣術を習っており、歌にも興味がある。「私の声は最も美しい音色や、印象的な音域を持っているわけではないかもしれません」としつつも「その生の声こそが、私の心を最も揺さぶるのです」と語った。
多角的な分野から学びを深めるピアニストは、羽生の表現力からもヒントを得ていたようだ。












