〝新メーク〟で大きな一歩を踏み出した。チャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯2日目(5日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)、アイスダンスのリズムダンスが行われ、結成2季目の〝りかしん〟こと紀平梨花(24=鹿島)、西山真瑚(24=オリエンタルバイオ)組は、61・37点で8位発進だった。
国際大会デビュー戦となった2人は、息の合ったツイズルやステップで観衆を魅了。紀平の身体能力を生かしたリフトも繰り出し、上々の滑り出しとなった。紀平は「初めての国際大会で60点を出せたのは大きな収穫。楽しく落ち着いてできた」と振り返った。
紀平個人にとっては約4年ぶりの国際大会。シングル時代と異なり「薄いアイシャドウを濃いアイシャドウに変えた」とイメージチェンジを図った。かねてヘアメークなどに興味を持っており「濃くなったけど、意外とすぐできますよ」と笑うが、アイスダンスならではの事情もあるという。
西山は「外国人の選手がメークをするとよりリンクで映える顔になるので、日本人の僕たちも濃いメークをするように指導を受けている」と明かす。さらにアイスダンスでは公式練習から審判が各組の演技を細かくチェック。「シングルの時はマイペースでできたけど、アイスダンスはガンガンやっていかないといけないので」と違いを挙げた。
グランプリシリーズ第6戦NHK杯(11月、東京)の出場を見据える上で、今大会の結果は重要な選考材料となる。アイスダンスの雰囲気にも慣れてきた紀平は「ここでいい演技をして、成績を出して、GPシリーズや四大陸選手権に行けるように」ときっぱり。次なる扉をこじ開けるべく、6日のフリーダンスも全力で舞う。












