F1イタリア・グランプリ(GP、決勝6日)予選が5日に行われ、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソがブービーの21番手、ランス・ストロールが最下位の22番手と悪夢の〝逆フロントロー〟に沈み、アストンマーティンとホンダの契約打ち切りを求める意見が海外で沸騰している。

 アストンマーティンとホンダのコンビは開幕から歴史的低迷を続けていたが、ようやく夏季休暇をまたいで大型のアップデートを続々投入し、前戦の8月26日に行われたオランダGP決勝では、アロンソが9位入賞を果たすなど期待が高まっていた。

 しかし、イタリアGPの舞台は、直線のスピードがものを言うごまかしがきかない伝統のモンツァ。そこで〝新型ホンダエンジン〟がパワー不足を露呈した。フリー走行から下位に低迷すると、肝心の予選では遅さがはっきりと浮き彫りになり、ワーストワンツーの失態。逆襲の期待は見事に打ち砕かれた。

 最近になってアストンマーティンが2028年をめどに、パワーユニット(PU)の契約をホンダからメルセデスなどへの乗り換えが検討されていると欧米メディアで報じられ、激震が走ったばかり。その直後に性能不足を露呈したことで、海外ファンからは早期のホンダとの契約打ち切りを求める声が続出している。

 アストンマーティンの公式SNSが21、22番手に撃沈した予選結果を伝える投稿に対し「2027年にはホンダとの提携を打ち切るべきだ。彼らと提携を続ける理由は何一つない」「エンジンの件でこんな大失敗を喫したのに、なぜ2028年まで契約解除を待つのか? 2027年には高性能エンジンに切り替えて、ニューウェイ設計の高性能シャシーでアロンソにチャンピオンシップを目指させればいい。さもなければ、アロンソも失うことになるぞ」「ホンダは本当に情けないし、競争力もない。信じられないくらいひどい。もうホンダとは縁を切るべきだ。マクラーレン・ホンダ時代よりもさらにひどい」などと今季限りでの契約解除論が続出している。

 ホンダにはなんとかジャパンパワーの意地を見せてもらいたいところだが…前途は多難だ。