フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯2日目(5日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)で、男子の佐藤駿(エームサービス・明大)にモチベーションが戻ってきた。

 2月のミラノ・コルティナ五輪では団体銀メダル、個人銅メダルに輝いた。ただ、今季を迎える上でメンタル面で苦しんだという。この日のフリーは冒頭の4回転ルッツが2回転となったが、その後は粘りの演技で170・21点をマーク。合計255・92点で2位に入った。「埼玉の練習ではあまりいい状態ではなかったけど、こっち(東京)に来て状態も上がっている。この大会に出ていたことがいい方向に向かってる」と手応えを口にした。

 今大会はロシア勢が個人の中立選手(AIN)と参戦。日本のトップスケーターも多く出場しており、練習や試合のパフォーマンスが大きな刺激となった。「みなさんの演技を見て気持ちが上がってきた。女子の演技も見て高ぶってきたので、帰ってから今まで以上にモチベーションを上げて練習ができる」と充実の表情。五輪メダリストが本気モードに突入だ。