フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯2日目(5日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)、アイスダンスのリズムダンスが行われ、結成2季目の紀平梨花(24=鹿島)、西山真瑚(24=オリエンタルバイオ)組は61・37点だった。

 国際大会デビュー戦となった2人は、息の合ったツイズルや紀平の身体能力を生かしたリフトなどを披露。ライバルの〝いくこう〟こと櫛田育良(木下アカデミー)、島田高志郎(木下グループ)組に3・49点及ばなかったが、上々の滑り出しとなった。

 西山は「紀平、西山組としての初めての国際大会なので、お互いすごいワクワクしていた。今自分たちができる最大限のことは出し切れた。まずはうれしく思っている」と振り返った。

 今大会はグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(11月、東京)の出場に向けた重要な選考材料となる一戦。シングル時代に数々の国際大会を経験している紀平は「この先の国際大会がかかる大事な大会。ここでいい演技をして、成績を出して、GPシリーズや四大陸選手権に行けるようにスタートを切れたら」と並々ならぬ思いで氷上に立った。切れ味鋭いツイズルなどでアイスダンスの適性も見せ「いい緊張感で落ち着いて楽しく出られた。たくさんのお客さま、ファンのみなさまが待っていてくれた」と感慨深げに語った。

 6日のフリーダンスは「ガラッとキャラクターの変わったプログラムになる。そういう表現、見せ方の違いを見ていただきたい。リフトも多いので、よりアクロバットな部分も見せれたら」と西山。初陣で得た学びを次戦以降につなげていく。