フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯(東京・田中貴金属アイスアリーナ)で、約4年半ぶりの国際大会出場を果たした2022年北京五輪銀メダルのアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)の演技を、振り付けを手掛けるブノワ・リショー氏が振り返った。
4日のショートプログラム(SP)でイグナトワは、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)などを着氷。昨年8月に出産した第一子が会場で見守る中、74・92点で4位発進だった。
ロシアメディア「sports.ru」によると、SPの振り付けを担ったリショー氏は「彼女の成し遂げたことをとても誇りに思うし、すばらしい。約4年間国際大会に出場していなかったのに、クリーンな演技で復帰を果たした。幼い息子がスタンドで母親の演技を見守っている。これは単なる結果以上のものだ。彼女が再び競技を楽しんでいる姿を見ることができてうれしかった」と太鼓判を押した。
イグナトワは結婚、出産を経て再びリンクに帰ってきた。リショー氏は「新たな章を美しく切り開いていると思う。今日は私たちが一緒に取り組んだ内容をたくさん見ることができたが、話し合ったさまざまな振り付けのニュアンスに気を配っているのがよく分かった。スコアも最高だったし、このプログラムはすぐに80点を超えると思う」とさらなる活躍に期待を寄せた。
直近では先週にオンラインレッスンを行い、イグナトワの夫が通訳を担当。イグナトワは周囲の支えを受けながら、戦いの場に飛び込んでいる。












