フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯初日(4日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)で、2022年北京五輪銀メダルのアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)がロシア勢の国際大会復帰について言及した。

 国際スケート連盟(ISU)は22年にウクライナ侵攻を始めたロシアと同盟国のベラルーシの国際大会参加を禁じていたが、6月末に方針を転換。26~27年シーズンは個人の中立選手(AIN)として国際大会への参加を容認した。

 結婚、出産を経て競技に復帰したイグナトワはAINとして今大会に出場し、この日のショートプログラムで74・92点をマークし、4位発進だった。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)などを着氷。25年夏に出産した子供が見守る中での一戦を終え「やはり子供がいることは力だったり、モチベーションになる」と振り返った。

華麗に舞い、笑顔のトルソワ
華麗に舞い、笑顔のトルソワ

 ロシア勢がISU公認の国際大会に出場するのは約4年ぶりだ。個人としても約4年ぶりの国際大会だっただけに「大会に出ることができなかったけど、今出ることができてとてもうれしい」と笑顔。ただ、ロシア勢が制裁を受けていた件に関しては「これについてはちょっとコメントできない」と明言を避けた。

 6日のフリーは高難度ジャンプの成功に期待がかかる。「明日は1日休みなので、その間にもちろん整えるところもある。なるようになると考えている」と展望を語った。