F1レッドブルは、イタリア・グランプリ(GP=6日決勝)に向けて負傷中のアイザック・ハジャール(フランス)が欠場し、姉妹チーム・レーシングブルズのリアム・ローソン(ニュージーランド)が代役を務めると発表。ローソンの代わりに角田裕毅がレーシングブルズから参戦する。
スペイン紙「マルカ」は「レッドブルはSNSでこのニュースを正式に発表し、代役についても言及した。アイザックは順調に回復している。チームは回復状況を注意深く見守り、レース復帰にあたって不必要なリスクを負わず、1日も早い回復を願っている。つまり、ローソンが昇格し、レーシングブルズは角田によって引き継がれる」と伝えた。
角田とすれば、来季のF1フル参戦に向けてアピールする機会が増えたわけだが、現実はかなり厳しい状況だ。現在はレッドブルのリザーブを務めているが、来季にはF2で存在感を示したニコラ・ツォルフ(ブルガリア)のF1昇格が見込まれており、専門メディア「F1 OVERSTEER」は「レッドブルが来季のシートを約束した」と報道。ローソンの状況次第ではあるものの、ツォルフの台頭により角田が昇格する可能性はないといえる。
すでにウィリアムズやアルピーヌ、アウディ、キャデラックは来季のドライバーに変更はなし。ホンダが提携しているアストンマーティンもフェルナンド・アロンソ(スペイン)に契約延長オファーを出しており、残留が濃厚と来季シートに空きはない。日本メーカー・トヨタが支援するハースも平川亮やレオナルド・フォルナローリ(イタリア)、ラファエル・カマラ(ブラジル)をテストに参加させており、角田の名前は上位リストに入っていない。
もちろん今後、各チームにアクシデントなどが起きれば、角田の名前が浮上する可能性もあるものの来季のF1復帰は厳しいといえる。現状を打破するにはイタリアGPで表彰台に上がるような大きなインパクトを見せるしかないようだ。












