IFBBウィメンズフィギュアプロの夷藤佐知子(44)が、苦難を乗り越えて大舞台で躍動した。
もともとスタジオレッスンのインストラクターをしていた夷藤は、コロナ禍の2020年から本格的なトレーニングを開始。23年にFWJに初参戦し、同年にIFBBプロカードを取得した。アジアで初開催された世界最高峰のボディコンテスト「マスターズ・オリンピア」(8月9~10日、東京国際フォーラム)のウィメンズフィギュアで、堂々の準優勝を遂げた。
大会前にはトレーニング中のアクシデントにより、2月に両ふくらはぎの肉離れ、6月に首のヘルニアを発症した。それでも2位に輝き「今回、減量期に入ってからトラブルが多発しました。まさかこの順位をいただけて、とてもうれしく思います」と充実の表情を浮かべた。
自身のアピールポイントは背中だといい「トレーニングでは、なるべく高重量を扱える種目を先にもってきます」とこだわりを明かした。
夷藤は「私が出ているフィギュアというカテゴリーは、日本でプロ戦がない状況です。これを機に、日本でフィギュアのプロ戦が開催されることを切に願います」と語った。〝世界の猛者〟を相手に大健闘を見せた夷藤が、今後も脚光を浴びそうだ。












