F1マイアミ・グランプリ(GP)決勝(3日=日本時間4日)で、アストンマーティンに新たな難題が浮上した。
今季からホンダとタッグを組むアストンマーティンは開幕から歴史的低迷が続いているが、マイアミでは完走18台の中でフェルナンド・アロンソが15位、ランス・ストロールが17位とライバルのキャデラック勢と激しく競り合いながら、2台そろって完走。1か月以上の中断期間を経て深刻だった振動問題は改善し、今季初めて決勝で2台完走につなげた。
いよいよ逆襲モードといきたいところだが、オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「アストンマーティンは振動問題を克服したが、別の問題が発覚した」と報道。新たな難題が出てきたことが判明した。
「アロンソはマイアミグランプリ以降、振動は制御可能になったものの、ギアボックスの改良がアストンマーティンの次の課題であると述べている」と同メディアは指摘する。
アロンソはレース後、信頼性の向上によってマシンのパフォーマンスも向上したのかと問われると「パフォーマンスに関してはよく分からないが、そうは思わない」と顔を曇らせた。
「振動は改善されている。しかし性能に関しては、日本と非常に似ていると思う」とマシンに他チームとまともに争えるほどのスピードがない窮状は変わらないと率直に明かす。さらに「正直言って、週末を通してエンジンよりもギアボックスの方が問題だった」と別の問題が出てきたと吐露した。
「よく分からないんだけど、電子制御系の何かが、シフトダウンとシフトアップの際にすごくおかしかったんだ。うまく制御できていなかったみたいだ」と説明する。
ギアボックスの問題は次戦カナダGP(決勝24日=日本時間25日)で致命的な問題になり得るという。「それがカナダにおける最優先の対策だ。カナダには急ブレーキが必要な場所がたくさんあるので、現状ではギアボックスの挙動を改善する必要があると考えている」とアロンソは懸念する。
一難去ってまた一難。アストンマーティンの苦闘は続く。












