F1が来季から電気モーターの比率を大幅に下げる方向で調整に入った。
今季から導入された新ルールでは、電気エネルギーによる出力比率が内燃機関と比較して50対50まで大幅に引き上げられたが、F1本来の魅力が競技面から失われたとドライバーやファンなどから不満が続出。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが新規則を理由に今季限りでの引退意向を表明したほか、安全面への懸念も出ている。
そうした中、F1は緊急会議を実施。そして早くも電力重視の方針を転換する見込みとなった。英メディア「ザ・レース」の報道をもとに「ニュース18」などが伝えた。
「F1は2026年のハイブリッド規定を撤廃する可能性があり、FIA(国際自動車連盟)は内燃機関と電気モーターの比率を50対50から27年までに75対25に変更することについて協議している。これは安全上の懸念とドライバーからの反発を受けたものだ」と指摘した。
「26年のレギュレーションでは、F1マシンは内燃機関と電気モーターをほぼ同等の動力源として利用している。しかし、この未来的な技術革新にもかかわらず、ドライバーたちはその出力に全く満足していない。新しい設定ではバッテリーを節約するためにアクセルを緩める、いわゆるアクセルオフ・アンド・コースト運転が頻繁に行われるようになり、レースは純粋な競争というよりも、エネルギーマネジメントのようなものになってしまった。さらに悪いことに、レース状況にばらつきが生じている。バッテリー残量の多い車が突然先行する一方で、他の車は劇的にペースを落とす。こうした不均衡は、競技面と安全性の両面で懸念を引き起こしている」と詳細を説明する。
F1の〝電力化〟は、いきなり方向転換となりそうだ。












