F1アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ代表が体調不良により休養が続いている現状が明らかになり、退任は避けられない見通しと海外メディアが報じた。
ニューウェイ代表は開幕戦のオーストラリア・グランプリ(GP)でチームが深刻な低迷にあえぐ中、最大のパートナーであるホンダに対して禁断の批判を展開。大きな波紋を呼んだ後、次戦以降はサーキットに姿を見せていない。
以前に欧米メディアで入院報道も出たが、体調不良が長引いている状況が明るみに。英メディア「ザ・ジャッジ13」は「ジル・ビルヌーヴ・サーキットでの目先の混乱を越えて、パドックではシルバーストーンを拠点とするチームにのしかかる、はるかに大きな問題、すなわちニューウェイの不在がますます注目を集めている」と指摘する。
その上で「伝説的なデザイナーは、現在抱えている健康問題からの回復のため、F1のピットウォールやシルバーストーンの工場から離れており、不運な運命をたどったAMR26プロジェクトを救済しようとするアストンマーティンの試みに彼がどの程度関わっているのかについて、不確実性が高まっている」と報じた。
そして同メディアは「ファクトリーの状況に詳しい関係者によると、ニューウェイはここ数週間シルバーストーンでほとんど姿を見せておらず、彼が従来のチーム代表のようなリーダーシップの役割に戻る可能性は低いと考えられている」と伝えた。ニューウェイ代表は専門分野である技術部門の本拠地にも姿を見せず、休養が続いている模様。今後は代表職にとどまることはないと強調した。
「ニューウェイがアストンマーティンの代表として続投することはなく、健康問題が公になる前からすでにファクトリーを頻繁に欠席していたことを示唆していた」と、代表職から退任することは避けられない見通しとなった。同メディアはかねて後任のウワサがある元レッドブルの名将ジョナサン・ウィートリーが招聘される可能性を示した。
カナダGPではフェルナンド・アロンソがリタイア、ランス・ストロールが完走16台中ブービーとなる15位に沈み、まだまだ暗闇の中にあるアストンマーティン。最大のキーマンであるニューウェイ代表の動向が気がかりだ。












