F1アストンマーティンは歴史的な低迷が続く中、5日に行われた英国グランプリ(GP)決勝でもフェルナンド・アロンソが18位、ランス・ストロールが19位と完走中ワーストワンツーに沈んだ。

 それでもアストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ代表は、開幕戦オーストラリアGP以来となる取材に応じた際に、ハンガリーGP(決勝26日)とオランダGP(決勝8月23日)で大型アップデートを予定しており「少なくともポイント圏内に入りたい」「(予選で)トップ10入りは厳しくても、Q2に余裕で進出できれば」と豪語してみせた。

英国GPに姿を見せたニューウェイ代表(ロイター)
英国GPに姿を見せたニューウェイ代表(ロイター)

 しかし、そうした楽観視をチーム重鎮のペドロ・デラロサ氏がたしなめた。米メディア「モータービスケット」は「アストンマーティン、大幅なアップグレードにもかかわらずハンガリーGPへの過剰な期待に警鐘を鳴らす」と報道。そしてデラロサ氏の言葉をこう伝えた。

「私の仕事は、冷静さを保つというメッセージを伝えることでもある。つまり、我々はまだ非常に遠いところにいるということだ。最前線からは、はるかに遠いところにいる。それが現実であり、我々の現実だ。だから、大きな一歩となるだろうか? はい、しかしそれは我々がまだ非常に遠いところにいるからだ」と一気に他チームを上回れるようなジャンプアップは期待できないと冷静に語った。

 アストンマーティンとホンダの逆襲は本当に始まるのか。