F1の今季開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)に臨んでいるアストンマーティンが低迷している理由は天才デザイナーでもあるエイドリアン・ニューウェイ代表にあると、元ハース代表が語った。

 アストンマーティンのエイドリアン代表は6日に行われたフリー走行を振り返って開発が遅れているパワーユニット、パーツ不足などの諸問題に言及。今季から提携している日本メーカー・ホンダへの不満をぶちまけていた。専門メディア「F1 OVERSTEER」はホンダが「戦犯」とされていることもあって「AMR26は深刻な問題を抱えており、チーム状況は悪化する一方だ」と伝えた。

 そんな中、元ハース代表のギュンター・シュタイナー氏はアストンマーティンが低迷する理由について「ニューウェイが頑張りすぎたのかもしれない」とし「鬼才」と呼ばれているデザイナーにも大きな責任があるという。今シーズンに向けて奇抜な形状として話題になっていたマシン自体が低迷の〝原因〟と見ているからだ。

「機能しないパワーユニットを持っていると、車の設計をするのは難しいが、車がひどくオーバーヒートしているという話はみんなが聞いていると思う」とし「通常はマシン、つまり空力特性にも関係する。マシンを冷却する力が弱いほどスピードは上がります。だから(空力の専門家である)エイドリアンは頑張りすぎたのかもしれない」という。

 さらに「(空力が)より大きな役割を担うことは、少しやりすぎだったかも。エイドリアンの周りには常に優秀な人材がいました。そのことを決して忘れてはいけない」と指摘。ホンダが〝無罪〟というわけではないものの、アストンマーティンとホンダはマシンを再構築できるか。