F1ハースのエステバン・オコンが、欧米各国メディアで報じられていた小松礼雄代表との不仲説や自身の更迭論に対して激怒した。

 オコンを巡っては、マイアミ・グランプリ(GP)後に、小松代表と〝衝突〟しているとの情報が一斉に広まって波紋を呼んだ。さらに、関係が悪化してオコンがシーズン中に解雇されるとの観測が一気に広まった。

 こうした状況を受けて、オコンが猛反論を展開した。英メディア「トータルモータースポーツ」は「オコンは、ハースが2026年のシーズン終了前に彼を解雇する可能性があるというウワサを、『全くのデタラメ』だと一蹴し、上司である小松との間に確執はないと主張した」と報じた。

 まず同メディアは、これまでの経緯を振り返り「このフランス人選手はスピード不足に悩まされており、21歳のオリー・ベアマンにやや後れをとることが多い。マイアミGPとカナダGPの間の期間に、オコンと小松の間に明らかな確執があることを詳述した報道が浮上し、その臆測は一気に高まった。チーム代表が夏の休暇中にドライバーを解雇する可能性があるという臆測も飛び交った」と説明した。

 だが、オコンはカナダGPでの取材対応でこうした報道に激怒した。「正直言って、全くのデタラメだ」と切り出すと、「信じられない。さっきアヤオと話していたところだ。マイアミで大規模な衝突があったとまで言われていたが、全くのデタラメだ。正直言ってすべて捏造で、全くのデタラメだ」と小松代表との確執や更迭論に対して怒りを爆発させた。

「以前にも話したように、私がこのチームに来たのは、アヤオと長い付き合いがあるからだ。彼とは素晴らしい関係を築いている。それは昔からずっと変わらず、人々が言っているようなことは何も起きていない。全くのウソだ。僕は自分のやるべきこと、チームのためにやるべき仕事に全力を注いでいるんだ」と小松代表との関係が良好であることを強く主張した。

 そして「僕は今年一年、チームに全面的に協力するつもりだ。チームと契約を結んでいる。正直言って、事態がここまでエスカレートしたのは驚きだよ。正直言って、あまり気にしないようにしているんだけど、ここまで大きくなると、ある意味いじめみたいに感じるんだ」と精神的に影響が出ていると訴えた。

 外野の〝雑音〟を封じるためにも、ここから逆襲を期待したいところだ。