F1モナコ・グランプリ(GP)決勝(7日)でフェルナンド・アロンソが10位に食い込み、今季初ポイントを獲得したアストンマーティンの重鎮ペドロ・デラロサがホンダの働きぶりを絶賛した。

 伝統の舞台はペナルティーやリタイアが続出する大乱戦となったが、アロンソは魂の粘走を見せて11位でゴールイン。その後10位のセルジオ・ペレス(キャデラック)にペナルティーが科され、アロンソは10位に繰り上がり。今季初、そしてホンダ復帰後初となる1ポイントを獲得した。

 アストンマーティン&ホンダにとって大きなポイント獲得に、チームアンバサダーを務めるデラロサ氏はレース後の会見でホンダを称賛した。F1公式サイトが伝えている。

 まずデラロサ氏は「チームは戦略に関して非常に鋭敏だった。実際、我々は非常にアグレッシブな戦略を取っていた。4周目と5周目にピットインし、好ましくないミディアムタイヤから、好ましいソフトタイヤに交換して、レースの終盤をそのタイヤで長く走り切るというものだ。非常にアグレッシブな戦略だった。あのソフトタイヤをあれほど長く走らせるというのは、実に野心的な戦略だった。結果的にマシンにとっても、ドライバーにとっても、本当にうまくいった」とチーム全体を高く評価した。

 そして「10位は優勝ではないが、チーム全員の素晴らしい努力と、シルバーストン(本拠地)での非常に困難な状況、そしてホンダの全員にとってのささやかなご褒美だ。どのチームにとっても簡単なことではない。シルバーストンにいる全員が、ホンダの全員が、もっと多くを望んでいる。ファンもドライバーも皆、もっと多くを望んでいる」と繰り返し最大のパートナーであるホンダの名を強調した。

 さらに、ポイント獲得はホンダのおかげだと絶賛。「我々は改善を期待しており、グリップ力とパワーの向上を期待している。ホンダとは非常に良好な協力関係を築いており、ホンダが振動問題に適切に対処してくれたことに大変満足している。これは我々がホンダと共に解決した課題だからだ」と難題だったマシンの振動問題をホンダが解決へ導いたと感謝した。

 一時は空中分解も懸念されたアストンマーティンだが、ホンダとのタッグでいよいよ逆襲が始まるのか楽しみだ。