F1アストンマーティンが21日に行われたオランダ・グランプリ(GP、決勝23日)スプリント予選(SQ)で、ランス・ストロールが19番手、フェルナンド・アロンソが最下位の22番手と低迷した。アロンソが大不振の原因を吐露している。
アストンマーティンはホンダとコンビを組んだ今季、開幕から歴史的な低迷が続いた。それでも夏季休暇前最後のレースとなったハンガリーGPで、車体の大幅なアップデート(改良)を投入。するとこれが功を奏し、大幅な性能向上を見せた。
そして、夏季休暇明け初戦となるオランダGPで、ホンダの新パワーユニット(PU)をいよいよ投入。一気のスピードアップに大きな期待が寄せられていたが…SQでは2台そろってまさかの低迷。アロンソは新規参入キャデラックにまで後塵を拝しての最下位という失態だった。
英メディア「レースファンズ」は「エンジンと空力の問題により、アロンソはスプリントレースで最後尾グリッドに並ぶことになった」と速報。そして、SQ後に発したアロンソのコメントを伝えた。
「予選ではあらゆる面で少しずつ問題があった」と切り出すと、アロンソはこう説明した。「フリー走行はおおむね問題なかったが、(スプリント)予選ではエンジンに問題があり、ブレーキング時にドライバビリティーが悪化した。エンジンがオーバーパワー気味だったため、車を止めるのが難しい時もあった」とズバリ指摘した。
さらに「それに、どうやらSLM(直線走行モード)がうまく作動しなかったようで、リアウイングを開けることができなかった。そのため両方の要素が組み合わさって、ラップタイムを出すのが非常に難しくなった」と続けた。
同メディアはSQを振り返り「アロンソはセッション序盤、エンジンの不調に苦しみ、ターザンコーナーでコースアウトした。『ブレーキをかけながらスロットルを開けると、車を止めるのが難しい』と彼は語った」とPUの不振を強調する。
今後に向けてアロンソは必死に前を向いており「フリー走行は悪くなかったし、一歩前進したと感じた。まだ(アップデートは)始まったばかりだし、コントロール類など、少し未熟な部分もあると思う」と語った。アストンマーティンとホンダの逆襲に期待したいところだが…。まずは問題点の対策が急務だ。













