F1マイアミ・グランプリ(GP)スプリント予選(SQ)が1日(日本時間2日)に行われ、アストンマーティンの叩き出したタイムが物議を醸している。

 スプリント予選1回目(SQ1)では、ある意味世界が驚いた。歴史的な低迷が続くアストンマーティンはランス・ストロールがコースオフでタイムを出せず最下位、フェルナンド・アロンソが懸命の走りを見せながら1分41秒311とブービー。アロンソのタイムはトップのランド・ノリス(マクラーレン)から13秒近く、さらに20番手のバルテリ・ボッタス(キャデラック)からも10秒近く遅い衝撃の結果となった。

 モータースポーツデータ分析サイト「ホーリネス」は「予選での最も遅いF2タイム…1分41秒157 スプリント予選でのアストンマーティンタイム…1分41秒311」と紹介。同時開催されたF2マイアミGP予選で最下位だったシアン・シールズのタイムをもアロンソは下回り、アストンマーティンが〝F2以下〟となる前代未聞の失態となったことを強調した。

 フランスメディア「ティアオフ」は「今日おそらく最も恐ろしいデータがこれだ」と酷評、ポルトガル語圏のモータースポーツインフルエンサー「Estagi rio da F1」も「もうF1で降格制度を作ってアストンをF2に落とせ」などと批判が続出。ファンからもSNS上で「まるでフォーミュラ1の歴史の暗黒時代に逆戻りしたような印象だ」「かわいそうなホンダ」などと悲鳴が上がっている。

 イラン情勢により中東ラウンドが中止となった影響で1か月以上の中断があったF1。アストンマーティンにとっては問題改善へ追い風になると期待されたが、逆に低迷が泥沼化する気配だ。