F1アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ代表が、中断明け初戦となるマイアミ・グランプリ(GP、決勝5月3日=日本時間同4日)をまたまた〝欠場〟する見込みとなった。
ニューウェイ代表はこれまで技術部門で実績を積み上げてきたが、アストンマーティンはホンダとコンビを組む今季に合わせてチームのトップにあたる代表職に起用。しかし、これが大失敗。開幕後にチームは歴史的低迷に陥ったことは一人の責任ではないにしろ、その不振の原因について最大のパートナーであるホンダを公の場で禁断の批判。それが大騒動となり、その後ニューウェイ代表は現場に姿を現さなくなった。現在は技術部門ディレクターのマイク・クラック氏が代役でメディア対応など本来の代表の務めをこなしているが、ニューウェイ代表は〝雲隠れ〟を続けていることで組織のトップとしての資質が疑問視されている。
イラン情勢の影響で4月の中東ラウンドが中止となったことでF1は1か月以上の中断となったが、再開初戦となるマイアミGPはさすがに久しぶりに公の場に登場するとみられていた。しかし、まだまだ雲隠れを継続するつもりのようだ。
英メディア「HITC」は「エイドリアン・ニューウェイ、またもレースを欠場へ」と報道。著名ジャーナリストのホルヘ・ペイロ氏のコメントをもとに「ニューウェイは今週末のマイアミには参加しないとのことだ。アストンマーティンのサーキット担当エンジニアリングディレクターであるマイク・クラック氏が、引き続きチームの顔として表舞台に立つ予定だ」と指摘。「最初の4レースのうち1レースにしか立ち会っていないニューウェイは、今のところ指揮を執っているものの、ジョナサン・ウィートリーの就任のウワサも絶えない中、舞台裏で引き続き業務を行っている」と現状を説明した。
ニューウェイ代表がもはや代表職として機能していないことは誰の目にも明らかで、アストンマーティンが新たな指揮官を招へいするとの指摘が相次いでいる。レッドブルで実績を上げ今季はアウディの代表を務めた名将ジョナサン・ウィートリー加入が依然として盛んに取りざたされており「これが(オーナーの)ローレンス・ストロールがウィートリーをチームに迎え入れたいと熱望している主な理由だ。ニューウェイは注目を浴びることを避け、車のデザインに専念することを好む。それは彼の現在の役職とは必ずしも合致しない」とニューウェイ代表の解任はカウントダウンに入っているとみられる。
アストンマーティンの迷走はどこまで続くのか…。












