男子ゴルフの超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」に参戦している選手が、PGAツアー復帰の道を探り始めているようだ。
サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の資金力を背景に、ゴルフ界のビッグネームを次々と引き抜いていった「LIVゴルフ」が、存続危機となっている。米紙「ウォールストリート・ジャーナル」(電子版)が29日に、PIFが今季終了後に資金提供を打ち切ると報じた。
たとえ存続しても、サウジ資金がなければ、〝超高額賞金ツアー〟の看板は下ろさざるを得ないだろう。そんな中、米誌「ゴルフダイジェスト」は「複数のLIV選手の代理人は、PGAツアーに連絡を取り、復帰の可能性について協議している。この件に詳しい関係者によると、復帰ルートは存在するが、その条件はブルックス・ケプカに認められたものよりもかなり厳しいものになると見られている」と伝えた。
PGAツアーは1月に「復帰メンバープログラム」を発表。2022~25年の間に4大メジャーもしくは「プレーヤーズ選手権」に勝利している選手は復帰可能というものだった。ケプカはこれを利用した一方、有資格者のジョン・ラーム(スペイン)、ブライソン・デシャンボー(米国)、キャメロン・スミス(オーストラリア)は受け入れなかった。3人は同プログラムより高いハードルをクリアする必要があるわけだ。
また同誌は「PGAツアーを相手取った独占禁止法訴訟に参加した11人の選手は、さらに厳しい審査を受けるとみられる」と指摘。デシャンボー、フィル・ミケルソン、テイラー・グーチ(ともに米国)、イアン・ポールター(英国)らがそれに該当する。PGAツアー選手の中には、このことをいまだ根に持っている者もいるからだ。
PGAツアー復帰を目指すLIV組には、苦難の道が待っていそうだ。












